浦和レッズ、オーストリア2部のFW二田理央を完全移籍で獲得

サッカーJ1浦和レッズは、オーストリア2部のザンクト・ペルテンでプレーするFW二田理央(21)を完全移籍で獲得したと発表しました。

二田理央は大分県佐伯市出身、身長174センチでスピードを武器とするフォワードです。2022年にはU-19日本代表に選ばれ、2023-2024シーズンは、オーストリア2部で昇格候補のザンクト・ペルテンに所属し、25試合で2ゴールをあげています。

2021年にサガン鳥栖でプロデビューした二田は海外で3シーズンを過ごしてきましたが、リーグ優勝を目指す浦和レッズからオファーを受けて貢献したいという思いになり、さらに来年のクラブW杯でも頂点を目指すべく移籍を決断しました。

二田はクラブを通じて「このたび、浦和レッズでプレーすることになりました。二田理央です。アジア一熱いクラブでプレーできることに感謝して、ひとつでも多くファン・サポーターのみなさまと勝利を分かち合えるように全身全霊で闘います。応援よろしくお願いします!」とコメントしています。

J1・9位の浦和レッズは、フォワードの5人中3人が30歳以上で、2003年生まれの二田は若い力として期待されます。

二田は、中学時代までFC佐伯 S-play・MINAMIでプレーし、高校からはサガン鳥栖ユースに所属。2021年途中にトップ昇格し1試合に出場すると、すぐに期限付き移籍でインスブルックのU-23チームに加入。3部リーグで19試合21ゴールで得点王を獲得しました。

その後はオーストリア2部のザンクト・ペルテンに期限付き移籍。U-19日本代表活動中に肩を痛めた影響で14試合2ゴールにとどまるも完全移籍を果たし、今シーズンはチームにベテランが多く補強された中でも結果を残しています。

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