「急に顔色が悪くなった」熱中症でことし初の死者 20代の男性が死亡 熱中症による搬送は全国最多 沖縄

沖縄県内でことし初めてとなる熱中症による死者が確認されました。

県や消防によりますと今月21日午後6時半ごろ、「急に同僚の顔色が悪くなった」と消防に通報があり、うるま市の20代の男性が心肺停止の状態で病院に運ばれましたが熱中症で死亡しました。

男性は、日中屋外で仕事をしていて夕方、体調が急変したということです。
県内での熱中症による死者はことしに入って初めてです。

県内で今月17日からの1週間に熱中症によって救急搬送された人は101人と全国で最も多く、去年の同じ時期と比べて45人多くなっています。

搬送された101人のうち58人は高齢者で、全体のおよそ60%を占めています。

県は、水分をこまめに補給したり帽子や日傘で日光を遮ったりするよう、注意を呼びかけています。

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