日米共同訓練を前に 県が情報開示・安全管理の徹底を九州防衛局に求める 大分

7月、大分県内でも実施される日米共同訓練について、県は27日、情報開示や安全管理の徹底を九州防衛局に要請しました。

尾野賢治副知事は、27日、福岡市の九州防衛局を訪れ、江原康雄局長に訓練の適切な情報開示や、安全管理の徹底を要請しました。

日出生台練習場などで、7月28日から8月7日まで実施される日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」では海兵隊のオスプレイが使用されるほか、りゅう弾砲や迫撃砲などの実弾射撃が計画されています。今回の訓練では陸上自衛隊とアメリカ海兵隊あわせておよそ4000人が参加する予定です。

大規模な「レゾリュート・ドラゴン」が県内で実施されるのは去年の10月に続き、2回目です。

(尾野賢治副知事)「防衛局としっかり連携をすることが一つ。それとともに地元の1市2町(由布市・九重町・玖珠町)との連携もとても大事だと思っていますので、そういうことに配慮して、事故がないように対応してまいりたい」

要請を受けて、九州防衛局は「安全安心の確保に万全を期すとともに、本省の防衛省とも要請を共有する」としています。

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