ソフトバンク東浜巨が通算1000投球回達成もまさかの初回3失点 試合前で「あと2人」も無死から森友哉に2ラン浴びる

1回無死一塁、オリックス・森(左)に先制の右越え2ランを浴びた東浜(撮影・永田浩)

◆オリックス―ソフトバンク(27日、京セラドーム大阪)

ソフトバンクの東浜巨投手(34)が通算1000投球回を達成した。NPBでは今季4人目で史上371人目。

通算999回1/3で同戦に先発。初回1死一、三塁から西野真弘を二直に打ち取り達成した。ただ、無死一塁から森友哉に先制2ランを浴び、1000投球回達成後もセデーニョに適時打を浴び、この回5安打3失点。マウンドを終えてベンチに引き揚げる際に、達成を記念するボードが送られたが、東浜の顔には笑顔はなかった。

東浜は沖縄尚学高、亜大を経て、ドラフト1位で2013年にソフトバンクに入団。2022年5月11日の西武戦(ペイペイドーム)で無安打無得点を達成するなど、プロ通算12年で72勝を挙げている。

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