東北電力は今年8月に請求する電気料金について、前の月より47円値下がりすると発表しました。一方で、1996年以降で2番目に高い価格となっています。
東北電力によりますと、今年8月請求分の家庭向けの電気料金は使用量が平均的なモデル世帯で「8808円」となり、前の月より「47円」値下がりします。
前の月より燃料費が安く抑えられたことが要因で4カ月ぶりの値下がりとなりましたが、去年の同じ時期と比べると1600円ほど高くなりました。
ウクライナ情勢や政府が物価高騰対策として続けてきた補助金が7月請求分から終了することなどが主な理由で、燃料費調整制度が導入された1996年以降、2番目に高い価格となりました。
政府は9月請求分から再び、電気料金などの負担軽減措置を実施するとしています。