【衝撃の最終回】夫に奪われた肝臓。壮絶な復しゅう劇の先に待ち受けるそれぞれの未来とは…

6月25日深夜に日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」『肝臓を奪われた妻』の第13話が放送された。

北山優香(伊原六花)は中村光星(桐山漣)と結婚。ただ、それは優香から母・聖子(櫻井淳子)への肝臓移植が目的で、移植後、離婚に追いやられた優香は中村家の思惑を知り、復しゅうを決意。計画通り光星の妹・弘子(加藤千尋)は婚約破棄を強いられ、光星自身も離婚へ。

光星の汚職の証拠が入ったUSBを手に入れた優香は、中身を公表し光星にトドメを刺すべきか悩んでいた。一方で光星は、雇った探偵(飯田基祐)にUSBの奪還を命じる。

光星は、その探偵が、優香との出会いの場である優香の働くバーのマスターであることに気付いており、それを知った上で、USBの強奪を命じる光星に、探偵が思わずつかみかかる場面も。

その後、空き巣に入られるもUSBを死守した優香に探偵が駆け寄る。久々の再開に優香は「おじちゃん」と驚くも、探偵は光星の本性に気付かず、2人の結婚を後押ししたことを優香に謝罪。このシーンには「探偵さんには罪悪感があるんだろうな」と同情する視聴者も。

息子・結人(近江晃成)の身の安全を考え、結人と共に、小栗健(戸塚純貴)のマンションに身をよせる優香は、ある時、母親的存在でもある春美(猫背椿)も加わり、一緒に過ごしている時に「あったかいな」と涙と共に家族のぬくもりをかみしめた。

光星は、USBを奪うため、優香の職場の花屋を訪れ直接対峙(たいじ)。あくまでも“奪われる側”と言い放ち強気な態度で迫る光星に、優香は「大事なものは絶対に誰にも奪えない!」と、大切な人といる時の“あったかい気持ち”だけは奪えないことを涙ながらに語った。それでも光星は「奪えないものなんかこの世にあるわけない!」と突き放す。優香はそんな光星にUSBを手渡し、別れの言葉をかけた。

(C)日テレ

光星がUSBのデータを削除していると、その中に、結人が描いた、光星と結人が一緒にケーキを食べる絵を見つけ大号泣。その後、光星の汚職事件を扱ったネット記事を見かけた優香であったが、光星が自らの手で復しゅうに終止符を打ったことを探偵から聞かされる。その頃、警察への同行を求められた光星は、どこかすがすがしい表情を見せた。

最後は、春美、結人と共に笑顔のウエディングドレス姿の優香と、緊張気味のタキシード姿の小栗の4人で撮った家族写真でラストを迎えた。SNS上でも「やっとくっついたー!」とハッピーエンドに喜びの声が多く見られた。

『肝臓を奪われた妻』日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」
毎週火曜 深夜24時24分〜24時54分放送
【TVer】
【Hulu】

写真提供:(C)日テレ

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