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3年前、いじめを訴えていた野々市市内の女子中学生が自ら命を絶ちました。その生徒の両親が27日、野々市市に対し7000万円あまりの損害賠償を求める訴訟を起こしました。
13歳という若さで自ら命を絶った女子生徒。
両親が今回初めて「娘のことを思い出してほしい」と、生前の写真を提供してくれました。
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亡くなった女子生徒の父親
「ここまで3年4か月たちました。本当に長い。ずっと冗談言ったり、笑わせようとおどけたり、楽しい場所を常に作り続けようとしてくれている娘でした」
かけがえのない存在の愛娘。しかし、野々市市内の中学校に通っていた2021年2月。自ら命を絶ちました。
その後、野々市市が設置した第三者委員会は、調査の結果、同じクラスの複数の生徒によるいじめが自殺の原因になったと報告。
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女子生徒をライングループから外すなど29の行為をいじめと認定し「情報共有や事実確認も不十分」と学校を批判しました。
そして27日。
女子生徒の両親が野々市市に対していじめの防止措置などを怠ったことが原因だとして、およそ7227万円の損害賠償を求める訴訟を金沢地裁に起こしました。
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その後の会見では父親が胸の内を語りました。
亡くなった女子生徒の父親
「加害生徒にいたってはいまだにうちの娘が悪いと言っている生徒が何人もいる。本当はすごくつらい。本当はすごくつらいけど娘のためにはしてあげなきゃいけない。裁判所にまずはいじめをしっかり認定していただいて、教員たちの対応不足があったとしっかり認定してほしい」
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一方、野々市市の教育委員会は「訴状が届いていないので何もコメントできない」としています。