県・佐賀大・リコージャパンが協定締結 映像・通信技術を活用して患者の救命【佐賀県】

映像・通信技術を活用して救急医療の現場で患者の救命に役立てようと、県と大学、それに情報通信技術機器を手掛ける企業が実証事業をするための三者協定を結びました。

実証事業の協定を結んだのは、佐賀県と佐賀大学、それに複合機をはじめICT情報通信技術機器を手掛けるリコージャパンです。
実証事業では現地映像を360度撮影できるリコージャパンの機器をドクターヘリと佐賀大学附属病院のドクターカーにそれぞれ設置します。
そのうえで救急搬送を要する患者の映像を病院で待つ医師に送ることで、情報共有をスムーズに行えるかなどを検証することにしています。

実証事業は今年度いっぱいをめどに行う予定で、リコージャパンによりますとこの技術を活用した事例はこれまでに他の県でも実施していますが、連携協定を結んだケースは今回が初めてだということです。

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