【巨人】大城卓三が今季2号ソロにニッコニコ「甘い球をコンパクトに振り抜けた」

2回、本塁打を放った巨人・大城

巨人の大城卓三捕手(31)が27日のDeNA戦(横浜)に「5番・一塁」で先発出場。2回の第1打席で自身8試合ぶりとなる先制の2号ソロを放った。

〝鋭い一打〟を見せた。先頭打者で打席にゆっくりと向かった大城卓は、カウント2―1から相手先発・平良が投じた128キロの外角へのスライダーを捉え、右翼席中段に叩き込んだ。ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、満面の笑顔を見せながらナインとハイタッチを交わした。大城卓は「打ったのはスライダーです。入ってきた甘い球をコンパクトに振り抜けました。先制点が取れて良かったです」と語った。

昨季はキャリアハイの16本塁打をマーク。今季は不振で二軍再調整もあったが、5月末から一軍に復帰。前戦となった25日のDeNA戦(新潟)では4回に先制適時打を放ち、打線を勢いづけていた。試合開始前の時点で打率2割2厘の成績となっていたが、これで3試合連続安打とし、いよいよ復調の兆しが見えてきた。

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