「単体では採算性の確保が難しい」新サッカースタジアムは周辺エリアの活性化が重要 静岡市

静岡市清水区の新サッカースタジアム構想について、市は単体では採算性の確保が難しいため周辺エリアの活性化が重要との認識を示しました。

静岡市清水区の新サッカースタジアム構想を巡っては、JR清水駅東口のENEOS製油所跡地が最有力候補となっています。

市は去年3月に候補地の津波に対する安全性や土壌汚染、地質の現状などを調査した結果を公表しました。

27日のの静岡市議会では、整備する上での資金の確保を懸念する声が上がり、市は周辺エリアの活性化が重要との認識を示しました。

総合政策局 岡山卓史局長
「Jリーグのホームゲームは年間20試合しか行われないこと。スタジアム周辺及び、その周辺エリアにどのような機能を持たせるのか、単にに資金確保のみならず 投資として成立することが重要」

市は整備を運営する主体として、民間事業者の事業参入に向けて検討を重ねるとしています。

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