中国当局がバス停やバス車内に警備員を配置 日本人学校の送迎バスが襲われた事件を受け 中国・蘇州市

中国の蘇州市で日本人学校の送迎バスが襲われ、日本人の親子らが切りつけられた事件を受け、バス停やバス車内に警備員が配置されたことがわかりました。

地元当局などによりますと、江蘇省・蘇州市で24日午後、学校の送迎バスを待っていた日本人親子が52歳の中国人の男に切りつけられました。

男はさらに、送迎バスに乗りこもうとし、これを阻止しようとしたバスの案内係の中国人女性を刺したということです。

日本人親子は2人とも命に別状はありませんが、中国人女性は重体です。

事件を受け、上海の日本総領事館は蘇州市に対し、警備の強化を求めていましたが、日本総領事館によりますと、中国当局は送迎バスが停車する全てのバス停に4人の警備員をバスの車内にも警備員を1人配置したということです。

学校は26日から再開しています。

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