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松江市の義務教育学校で27日、児童たちがバスの乗り方や乗車マナーについて学ぶ教室が開かれました。
松江市の島根大学附属義務教育学校。校舎の前に姿を見せたのは、実際に松江市内を走っている路線バスの車両。1、2年生の児童を対象にした「バスの乗り方」教室です。
この学校では、バス通学の児童が多いことから毎年、松江市交通局に依頼してこの教室を開いています。
教室では、児童たちが停留所でバスを待つ時や乗車中のマナーとルールについて、交通局の職員から教えてもらった後、実際にバスを使って安全な乗り降りの仕方やブザーの使い方などを体験しました。
児童:
「バスの乗り方と必要のない時はピンポンを押さないことを習いました」
「バスの中では走らないように気を付けます」
松江交通局・中島誠さん:
「ぜひバスに乗っていただいて、利用促進に繋げたいと思います。あとは乗車マナーをしっかり身に着けていただいて安全に乗ってもらいたい」
松江市内のバス利用者は、最近10年間は減少傾向が続いていて、市の交通局は、こうした教室などを通じてバスに慣れてもらい、乗車マナーの向上や日常的な利用につながればとしています。