ソフトバンク連勝4でストップ 復帰のエース左腕から無得点 8回プロ野球新記録阻止から逆転絶好機も…

5回2死、空振り三振に倒れる佐藤直(右)。投手宮城(撮影・永田浩)

◆オリックス3―1ソフトバンク(27日、京セラドーム大阪)

ソフトバンクは初回の3失点が最後まで響き、交流戦後初黒星。連勝は4で止まった。

先発の東浜巨は初回無死一塁で森友哉に右翼ポール際への先制2ランを浴びると、2死からレアンドロ・セデーニョに中前適時打を浴び、この回計5安打で3点を奪われた。

その後、東浜は走者を許しながらも要所をしのぎ、6回3失点で降板。だが、打線が左大胸筋肉離れから復帰した宮城大弥を捉えきれず、2回1死一、三塁、4回2死一、二塁の好機で得点できないなど5回まで無得点に抑えられた。

8回、ソフトバンクは初登板から23試合連続試合無失点のプロ野球記録がかかるルーキー古田島成龍を攻め、先頭の代打中村晃が右前打、続く代打の柳町達が右中間適時二塁打を放って古田島にプロ初失点をつけた。さらに2死満塁と好機を広げたが、それまで3打席連続出塁の正木智也が左飛に倒れた。

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