西武、6カード連続負け越し…高橋光成が5四死球で3回降板 打線はわずか1得点 借金は最多の26

2回1死満塁、オリックス・杉本の中犠飛で先制を許した古賀(左)と高橋の西武バッテリー(撮影・永田浩)

◆オリックス4―1西武(23日、京セラドーム大阪)

西武が、6カード連続の負け越しを喫した。

先発の高橋光成は2回、1死から3連続四死球で満塁のピンチを招くと、9番杉本裕太郎に中堅への犠飛を許し1点の先制点を失った。

高橋は続く3回も無死からの連続四球などで1死一、三塁のピンチを背負うと、紅林弘太郎の中堅への犠飛で2点目を失った。

高橋は3回を投げ被安打1ながら5四死球と制球が定まらず2点を失いこの回限りで降板となった。だが、4回には2番手の中村祐太が無死から最初の対戦打者となったセデーニョにいきなり左翼席へソロを浴びリードを3点に広げられた。

さらに5回には無死から西野真弘の右翼への安打を岸潤一郎が後ろへそらし(記録は岸の失策)し、無死三塁のピンチとなると、3番手のボー・タカハシが太田椋に右犠飛を許し4点目を失った。

打線は4点を追う7回に2死二塁から児玉亮涼が左翼へ適時二塁打を放ち1点を返したが、続く得点圏のチャンスで代打の陽川尚将が凡退しこの回1点止まりに終わった。

8回以降も打線は追い上げることができず、チームは6カード連続の負け越しで借金は今季最多の「26」に膨らんだ。

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