「いつも余計なことしかしてないけど…」 絡まれていた女性を救った高校生4人の感想に絶賛の嵐 「カッコ良すぎる」「名言!」【急上昇ニュースのウラ】

からまれた女性を助け、木更津署から贈られた感謝状を手に喜ぶサッカー部員4人=袖ケ浦市

 「いつも余計なことばかりしかしていないけど……」

 男に絡まれていた女性を助け、警察署から感謝状を贈られた男子高校生4人。彼らの感想を記事で報じると、「カッコ良すぎる」「名言」などとネット上で称賛が集まりました。    話題となった4人は、千葉県立袖ケ浦高校(袖ケ浦市)のいずれも1年生のサッカー部員。

 4人は5月26日夕方、市原市内で開催されたサッカー大会から帰る途中、JR木更津駅東口の階段下で、外国人の男に体を触られるなどして絡まれていた女性(20)を目撃。4人が「友達ですか?」と尋ねるなどすると、男が突然走り出したため追跡。両手を広げて取り囲んで警察官が駆けつけるまで逃走を阻止し、不同意わいせつ容疑で男を逮捕するのに貢献しました。

 この勇敢な行為をたたえて木更津署から感謝状を贈られた4人は、こんな言葉で喜びました。

 「いつも余計なことばかりしかしていないけど、余計なことがいいことにつながった」

 この言葉にネット上で大絶賛が寄せられました。

 「『いつも余計なことしかしてないけど』って、ほほえましいですね!素敵です」

 「その『余計なこと』はきっと人生においてとても大切なこと。素晴らしい少年たちですね。女性が助かってよかった」

 「余計なことをすると怒られる時代。何もしないを選択する人が大多数な中、もし悪い方だったら、と余計なことをした勇気をたたえます!」

 「名言すぎる。最高です」

 一歩間違えば命の危険もあったかもしれない勇敢な行動。それにも関わらず、おごることなく純粋さあふれる感想をサラリと語ったことが、多くの人の心に刺さったようです。

 「夏の1年生大会に向けて頑張りたい」と気持ちを引き締めていたという4人。「大会も頑張って」と応援の声が上がっています。(デジタル編集部)

© 株式会社千葉日報社