天皇皇后両陛下が日本とイギリスの小学生と交流 国王夫妻にお別れのあいさつをされきょう母校オックスフォードへ

イギリスを訪問中の天皇皇后両陛下は、27日、子ども博物館を訪れ、日本とイギリスの小学生と交流されました。

27日、両陛下はロンドンにある国立の子ども博物館を訪れ、ブロックで遊ぶ日本人学校の小学生と交流されました。

天皇陛下が日本人学校の小学生に「よく考えたね」と話しかけられると、男子児童が「これが電話です」と説明しましたが、児童が陛下に「カーペットは土足禁止です」と指摘すると、思わず両陛下が笑う場面もあった。

皇后さまも「すごくよくできていますね」と児童に声をかけられた。

続いて、現地校に通うイギリスの3年生たちの折り紙ワークショップにも足を運ばれ、折り紙にチャレンジする子ども達に「難しい?」「何を作っているのかな?」などと話しかけられました。

また、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーによる「となりのトトロ」を子どもたちと一緒に鑑賞し、皇后さまは花束を受け取られました。

これに先立ち、両陛下はバッキンガム宮殿で国王夫妻にお別れのあいさつをされ、陛下が「ありがとうございました」とお礼を述べられると、チャールズ国王が「お気を付けて」と応じました。

両陛下は国王夫妻におもてなしへの感謝を伝えて別れを惜しみ、国賓としての行事を終えられました。

28日は両陛下ともに留学していたオックスフォード大学を訪問し、帰国の途に就かれます。

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