【インドネシア】ニトリが7月に1号店、32年までに80店目標[商業]

ニトリのインドネシア1号店のイメージ図(ニトリホールディングス提供)

家具・日用品販売大手のニトリホールディングスは27日、7月にインドネシア1号店をオープンすると発表した。アジアの中でも高い経済成長を遂げているインドネシアを「非常に重要な市場」と位置付け、2032年までに80店舗の展開を目指す。

1号店は、首都ジャカルタで最大級のショッピングモール「セントラル・パーク・モール」のセカンドフロアに開設する。ニトリホールディングスが全額出資する現地法人ニトリ・リテール・インドネシアの直営店となる。店舗概要の詳細は確定次第、発表するとしている。

ニトリは現在、日本の828店舗に加え、海外では中国、香港、台湾、韓国、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピンに合計184店舗を展開している。昨年1年間で3億4,000万人が来店した。

インドネシアのほか、インドへの進出も計画している。25年3月期のアジアへの出店は、既存の国・地域と新規進出国を合わせて116店舗を予定している。これによりアジア地域の店舗数は計295店舗となる見通し。

32年には、海外で2,000店舗、売上高1兆円を目標としており、達成に向けて早期に毎年200店舗以上を出店する体制を整えるとしている。

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