角田市長「守るべきは郷土愛」 高岡JC米田理事長と対談 持続可能な地域テーマに

対談する角田市長(右)と米田理事長=高岡市役所

 角田悠紀高岡市長と高岡青年会議所(JC)の米田恵樹理事長は27日、高岡市役所で「持続可能な地域」をテーマに対談した。元高岡JC会員の角田市長は「インフラは朽ちる。人の寿命も尽きる。守るべきは郷土愛」と述べ、未来につながるアイデンティティー醸成の大切さを強調した。

 対談は来年に発足55周年を迎える高岡JCが企画した。角田市長は未来に向けて行政、地域、経済団体、各種団体が一つのビジョンに進む重要性を指摘した。

米田理事長は現在進める、ビジョン策定、人づくり、まちづくりの3本柱を紹介し「誰もが一緒に目指せるビジョンにしたい」と語った。インバウンド対応で高岡の魅力を感じるツアーを企画することも報告した。

  ●市長大変でも面白い 7月で残り任期1年

 7月に就任4年目に入る角田市長は「市長は大変な仕事。でも面白い」とこれまでを振り返った。任期最後の1年について「危機管理意識を持ち、自分の志を変えずに進む」と言い、震災からの復興復旧に全力を尽くす考えを示した。

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