ラヴァブルは7月13日の小倉5Rでデビュー

 「POG2歳馬特選情報」(27日)

 〈栗東〉20年ホープフルS覇者ダノンザキッドの全妹ラヴァブル(牝、松下)は坂井とコンビを組み、7月13日の小倉5R(牝・芝1800メートル)でデビューする。同レースには半兄にラーゴム、エコロブルームと2頭の重賞馬を持つトロピカルレイン(牝、父サートゥルナーリア、斉藤崇)も出走予定。「追い切りは動けていますが、馬体に物足りなさがあります。それでもいい馬ですよ。スピードがあると思います」と斉藤崇師。

 〈美浦〉土曜福島5R(芝1200メートル)に出走するイノキ(牡、父ミスターメロディ、岩戸)。名前の由来は『愛知県の地名』となっているが、どうしても違うものを想像してしまう。「スタートはすごく速いですよ」と岩戸師。馬名に負けないインパクトのある走りを見せられるか注目だ。

 モーリス産駒のサルーポルティ(牝、国枝)の母は、12年アネモネS&紫苑Sを制した厩舎の先輩でもあるパララサルー。7月21日の福島6R(牝・芝1200メートル)でのデビューを予定しており、国枝師は「スピードがありそう」と好感触。

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