元モー娘。加護亜依のライブチケットが売れない! ささやかれる大ピンチ打開の“最終手段”

加護亜依(2015年)/(C)日刊ゲンダイ

元モーニング娘。でタレントの加護亜依(36)がピンチに陥ったことが話題になっている。

6月9日に「東京キネマ倶楽部」で行われた単独ライブで、ライブの本番2日前にして、席数300のうち100枚のチケットが売れ残り、「ライブチケットが売れてません」というタイトルでユーチューブ動画をアップ。「本当にショック。何が何でもチケットを売らなきゃという気持ち」と必死に訴えた。チケット代はSS席が1万6000円、S席が1万2000円、通常席が7000円だった。

結局チケットは、本番直前に残りの100枚中、60枚が売れたようだ。当日は、モーニング娘。の往年のヒット曲やソロの曲などを披露し、体裁を保ったが、モー娘。全盛期には、さいたまスーパーアリーナや横浜アリーナを満席にした国民的人気グループの元中心メンバーにしては、キャパ600の東京キネマ倶楽部の300席さえ埋められないとは、落日の感は否めない。「プロアイドルヲタク」のブレーメン大島氏はこう話す。

「『東京キネマ倶楽部』を選んだのは、雰囲気もあるハコだし、地下アイドルなども使っているのでいいとしても、チケットの価格設定が高すぎます。外タレじゃないんだから。それと、人気絶頂で卒業した直後ならまだしも、一般的にグループアイドルのメンバーがソロに転身してライブをやってもあまり入らないんですよ。まして加護ちゃんは“賞味期限切れ”の感は否めない」

■本当は悪い子じゃないのに、いろんなことが起きる

加護は、ライブに密着した「ABEMAエンタメ」のインタビューで、「『憧れていました』とか『ずっと大好きでした』とか本当にたくさん言われるんです。だけど、ライブには来てくれない。どうして? と考えた時に、私のイメージが悪すぎるんだと思った。本当は悪い子じゃないのに、いろんなことが起きるから悪い子みたいに思われちゃうんです」と答えているが、加護の半生はまさに波瀾万丈だった。

度重なる喫煙報道で、2007年にモー娘。の所属事務所であるアップフロントエージェンシーから解雇されると、09年に不倫騒動、11年には交際相手が恐喝未遂で逮捕されたこともあった。その後、飲食店経営会社社長と結婚し、第1子を授かるも、DV騒動などを経て、15年には離婚。16年には美容関係の会社経営者と再婚し、第2子をもうけた。最近も、ママ友との韓国旅行に反社の男性が同行していた疑惑が週刊誌に報じられたことも記憶に新しい。

「まあ、これだけいろいろあったので、今更それがどうということはないと思いますが……」(大島氏)

一方、かつての同僚は、なんだかんだで生き延びている。「ミニモニ。」でユニットを組んでいた辻希美(37)は、何度もブログが炎上しながらも、批判も話題性に変えるしぶとさで確固たるママタレの地位を確立。13年に間男を自宅に連れ込む不倫騒動を起こし、一時は活動停止に陥った矢口真里(41)も、ぶっちゃけキャラと天性のバラエティー適性で復活気配だ。

かつての仲間たちに比べると迷走中にも見える加護。一部では、初期メンバーだった福田明日香(39)が、20年にヘアヌード写真集を出版して10万部の大ヒットになったことにならって、大胆な“飛び道具”に期待する声もある。元モー娘。2人目のヌードとなれば、酸いも甘いも噛み分けた完熟ボディーは大いに話題になりそうだが……。

「まあ、実現したら話題にはなるでしょうが、それは最後の手段ですからね(笑)。他にまだまだやりようはあると思いますよ。本当は、AKBの板野友美のように、若い地下アイドルなんかを育てて、“加護ちゃんプロデュース”で新たなユニットでもやればいいと思いますね。それで自分も1曲、2曲参加したり。その方が、話題性もあって、集客にもつながると思います」(大島氏)

流浪の元国民的アイドル、加護ちゃんの未来はいかに?

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