毎月10日は「納豆の日」 福島市アピール、7月からキャンペーン

粒の大きさやたれの違いなど、県内のスーパーにはさまざまな種類の納豆が並ぶ(資料写真)

 福島市は、納豆消費額日本一の奪還に向けて毎月10日を「納豆の日」とし、市民へPRする。特産品などが当たるキャンペーンなどを通じて、消費拡大と「納豆のまち福島」のブランド化を図る。

 7月10日は全国納豆協同組合連合会などが「なっとう」の語呂合わせで「納豆の日」と定めている。

 市は10日を絡めた7日~13日に「納豆ウィーク」として展開。市内スーパーの納豆売り場や納豆料理提供店舗と協力し、キャンペーンを行う。店頭に設置されるQRコードを読み取り、アンケートやクイズに答えると特産品などが当たる。

 7日はオープニングイベントとして、福島駅前通りで開催されるイベントで、納豆の魅力を発信する。土湯温泉の温泉熱で発酵させたご当地納豆「おららの温泉納豆」の販売や、茨城県のキャラクター「ねば~る君」との握手会などを予定している。

 また、納豆料理を提供する店舗を掲載する専用サイト「ねばりんく」の公開やグルメマップを観光案内所や道の駅で配布する。

 福島市の納豆購入額は、総務省の家計調査で2019~22年に1位を獲得していたが、23年は9位に後退していた。

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