チェロの音色に親しむ わくわくクラシックに110人 厚木市・愛川町・清川村

講座の様子

音楽を聴く力を育てる「わくわくクラシック鑑賞術Ⅴ」が今年も開講し、6月19日には第1回となる「チェロは色男の囁き2」がアミューあつぎのamyuスタジオで実施された。

同講座は2019年から始まり、感染症による中止を挟んで今年で5年目となる。厚木市が主催、厚木うきうきクラシック(杉田八重子代表)が実施主体として行われており、現役の演奏家を招き、クラシック音楽のポイントや舞台裏の話を聞くことができると人気の講座だ。

全5回の初回となるこの日は、市民ら110人が参加。チェロ奏者の宮沢等さんを招き、エルガーの「愛の挨拶」、J.Sバッハの「無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV『ブーレ』」などが演奏された。厚木市在住のテノール歌手・上原正敏さんが司会を務め、宮沢さんや、ピアノ奏者の古川かりんさんと掛け合いながら、チェロの歴史や仕組みなどの解説なども行われた。杉田代表は「クラシック音楽の入り口として、今年も皆さんが楽しめる講座にしていきたい」と話した。

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