警察署内のパトカーにガソリン 男(78)を現行犯逮捕「警察の対応に不満もっていた」

28日午前1時14分頃、長崎県川棚警察署内に駐車していたパトカーに、ガソリンのようなものをまいてライターで火をつけ一部を焼損させたとして、修理業の男(78)が器物損壊容疑で現行犯逮捕されました。

警察によりますと、男が署の敷地内にいるのを見つけ職務質問するために近づいたところ、パトカーから炎が上がり、近くではガソリンのようなものを入れていたとみられる携行缶が見つかったということです。

火が燃え広がることはありませんでしたが、パトカーの白いボンネットが一部焦げたほか、下部の黒い塗装が一部ただれたということです。

調べに対し、男はガソリンのようなものをまいて火をつけたことを認めており、「身内でトラブルがあり、それに対する警察の対応に不満を持っていた」などと話しているということです。

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