《警察を名乗る手口》や《LINEで副業を紹介する手口》で金をだまし取られる詐欺事件相次ぐ 長崎県佐世保市

《電話で警察を名乗る手口》や《LINEで副業を紹介する手口》で金をだまし取られる詐欺事件の被害が長崎県佐世保市で相次いで発生していて、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、先月、佐世保市に住む70代の女性の自宅や携帯電話に、NTT職員や東京の警察の「サクライ」を名乗る男から電話がありました。

女性は「サクライ」から「あなた名義の通帳が薬物事件の資金洗浄に使われている」などと言われ、数日後、東京地検検事の「ニシムラ」を名乗る男から「無実を証明するため金を指示する口座に振り込みなさい」と言われたということです。

これを信じた女性は今月、3回にわたり現金118万円を振り込み、だまし取られました。

また、佐世保市に住む30代の会社員の女性は、LINEでやり取りをした人物から持ちかけられたウソの副業話を信じ、先月から今月にかけて5回にわたり、合わせて現金約20万円を振り込みだまし取られたということです。

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