JA秋田おばこの赤字8682万円に圧縮 27年度解消の見通し

2023年度決算を承認した総代会

 JA秋田おばこ(本店秋田県大仙市)の第26回通常総代会が27日、大仙市の大曲市民会館で開かれ、2023年度決算を承認した。コメの直接販売で発生した巨額赤字は、前年度比約11億円減の8682万円に圧縮された。18~22年産米集荷時に組合員が支出した負担金の会計処理は今回の決算で終了。おばこは22年の時点で赤字解消のめどが付いたと宣言していたが、順調に債権回収が進めば27年度決算で実際に赤字ゼロとなる見通しとなった。

© 株式会社秋田魁新報社