「手足口病」手足や口に発疹 感染者数増加し「警報」発令【新潟】

手足口病の感染者数増加で警報発令

県内で「手足口病」の感染者数が増加し、警報基準となる5を超えたことから県が警報を発令しました。

手足口病は、口の粘膜や手のひら・足などに発疹ができる感染症で、乳幼児を中心に主に夏季に流行します。発熱もありますが高熱が続くことはあまりなく、数日間のうちに治まるとされています。大人にも感染することがあるといいます。

27日に発表された県のまとめによりますと、23日までの1週間で1医療機関あたりの患者の報告数が平均で前の週の4.64から5.25となり増加しました。
警報基準となる5を超えたことから県は警報を発令しました。終息基準の2を下回るまで続きます。

対策としては食事の前やトイレの後、帰宅後などに石けんを使ってよく手を洗うこと。オムツなどの処理の際は、排泄物が周囲につかないように注意すること。また、タオルの共用は避けることとされています。

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