岩手町、パリ五輪ホッケー女子応援を本格化 広報号外や横断幕

岩手町出身の3人への応援メッセージを書く沼宮内高のホッケー部員たち

 パリ五輪開幕まで1カ月を切った。岩手町は、町出身のホッケー女子日本代表3人を応援する取り組みを本格化し、27日は代表選出を伝える町広報の号外を発行した。町役場には横断幕を掲げ、贈る国旗への寄せ書きも着々と進む。地元の期待を背に夢舞台に挑む3人の活躍を後押しする。

 号外はA4判、カラー8ページで6千部発行した。及川栞(しほり)選手(35)、田中彩樹(さき)選手(25)、小沢和幸アシスタントコーチ(45)の家族や恩師、後輩たちの応援メッセージや写真を掲載。トリコロールカラーが目を引く。

 町内全戸のほか、町役場で配布する。担当した企画商工課の福士峻平主事は「町全体で選手、コーチを応援している。いい結果を残して町に帰ってきてほしい」と思いを寄せる。

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