中国郵政航空、初の自社運航大陸間路線開通 江蘇省南京市

中国郵政航空、初の自社運航大陸間路線開通 江蘇省南京市

26日、貨物機の離陸前に記念撮影する中国郵政航空のスタッフと同機のクルー。(北京=新華社配信/朱正義)

 【新華社南京6月28日】中国の貨物航空会社、中国郵政航空の貨物機が26日未明、江蘇省の南京禄口国際空港からルクセンブルクに向けて飛び立ち、同社が自社運航する初の大陸間航空路線が開通した。

 同社は今回の「南京-ルクセンブルク」大陸間路線開設によって、郵便貨物を集散・発送する欧州輸送幹線を確立、欧州36カ国・地域をカバーし。輸送時間は全体で最大4~7日短縮される。これにより、製造業の顧客や越境電子商取引(EC)顧客の配達ニーズをこれまで以上に満たすことが可能となる。

中国郵政航空、初の自社運航大陸間路線開通 江蘇省南京市

26日、貨物を積み込むスタッフ。(北京=新華社配信/張晨昱)

 同社は今後さらに、南京禄口国際空港と河南省鄭州市の新鄭国際空港を中心に、オーストラリアと北米への大陸間路線を順次開設し、欧州、北米、東南アジアに広がる国際航空ネットワークを段階的に構築していくという。(記者/趙文君)

中国郵政航空、初の自社運航大陸間路線開通 江蘇省南京市

26日、江蘇省の南京禄口国際空港を離陸する中国郵政航空の貨物機。(北京=新華社配信/朱正義)

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