ナポリのコンテ新監督とデ・ラウレンティス会長、クヴァラツヘリアとオシムヘンの去就に言及「疑いの余地はない」

写真:去就が注目されているクヴァラツヘリア ©Getty Images

ナポリを率いるアントニオ・コンテ新監督と同クラブの会長であるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏が、ジョージア代表FWフビチャ・クヴァラツヘリアとナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの去就について言及した。ジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

コンテ新監督とデ・ラウレンティス会長は、クヴァラツヘリアが2024-25シーズンもナポリに留まると強調した。同選手の代理人であるマムカ・ジェゲリ氏と父親であるバドリ氏は、移籍を希望する旨の発言をしてきた。

ナポリはこうした事態を受けて「選手の将来を決めるのは代理人や父親ではなく、ナポリだ」という声明を発表していた。そして、コンテ新監督とデ・ラウレンティス会長は、改めてクヴァラツヘリアは留まる予定だと語った。

コンテ新監督は、クヴァラツヘリアの去就についてこう言及した。

「クヴァラツヘリアと(ジョバンニ・)ディ・ロレンツォは私にとって重要な選手だ。これははっきりしている。クヴァラツヘリアは我々とともにナポリに残り、次のシーズンもここでプレーするだろう。疑いの余地はない」

そして、デ・ラウレンティス会長はクヴァラツヘリアにパリ・サンジェルマン(PSG)が興味を示していることについて、こう発言した。

「彼は我々と契約しており、今後新たな契約を提示するつもりだ。何も問題はない。我々の承認を経ずに選手に接触するクラブがある。そのクラブにはECA(欧州サッカー協会)の会長(PSG会長のナセル・アル・ケライフィ氏)もいるが、それは違法だ。サッカー界ではなにが起こっても驚かない。だが、正しいのは常に私だ」

コンテ新監督は、チェルシーなどが獲得を検討しているオシムヘンの去就について、こう語った。

「彼の状況については把握しているし、クラブとの合意があることも知っている。他の選手たちとはケースが違う。彼の将来については、ナポリとの間に取り決めがある」

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