震災復旧・復興工事で労災5人 2024年1月から5月にかけ 富山県内

2024年1月から5月末までに、県内で行われた能登半島地震の復旧・復興工事で、工事関係者5人が労働災害にあっていたことがわかりました。

富山労働局によりますと、労働災害にあったのは高岡労働基準監督署管内の高岡、氷見、射水市内で能登半島地震の復旧・復興工事にあたっていた5人です。

このうち1人は損壊した屋根の工事中に転落し、別の1人は液状化現象で空洞になった道路の段差にいたところ、工事用の機械が落ちてきて、足を挟んで骨折したということです。

5人はいずれも命に別状はありませんでした。

富山労働局は、今後工事現場のパトロールを行ったり安全週間を設けたりして呼びかけを強化するとしています。

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