原発処理水、通算7回目の海洋放出開始 今年度後半にタンク解体へ 東京電力福島第一原発

福島第一原発の処理水について、東京電力は28日午前、通算で7回目となる海への放出を始めました。

福島第一原発の処理水について、東電は28日午前11時46分、今年度3回目、通算7回目となる放出を始めました。今回の放出は、7月16日までに完了する予定で、これまでと同じおよそ7800トンが放出されます。

こうした中、東電は、処理水の放出が終わったタンクについて、早ければ今年度の後半にも、解体に着手する方針を明らかにしました。

解体後は、その敷地にデブリ取り出しのための施設を建設する予定で、解体したタンクは、原発構内に保管されます。

東電は、準備が整い次第、原子力規制委員会に、実施計画を申請するということです。



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