少年野球、暑さ基準超で打ち切り 時間帯も考慮、踏み込んだ対策

 日本スポーツ協会は28日、鳥取県で8月に開催する全国スポーツ少年団軟式野球交流大会で、気温と湿度などから算出する「暑さ指数(WBGT)」を1イニングごとに計測し、基準の31以上になった場合は試合を打ち切るなどの踏み込んだ暑熱対策を正式発表した。

 試合は気温の高い時間帯を避け、午前8時半~10時15分と、午後4時~5時45分の2部制で実施。前日に「熱中症特別警戒アラート」が出た場合は翌日の全試合を中止する。打ち切り時に同点だったり、試合が中止となったりした場合は抽選で勝敗を決める。

 大会は小学4~6年が対象で、全国から16チームが出場予定。試合は2日から始まる。

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