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28日の石川県内は梅雨前線の影響で雨が降った。正午までの最高気温は金沢23.2度、輪島24.9度と、平年並みか3度ほど低くなった。金沢地方気象台によると、県内は前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、29日明け方にかけて大雨となる所がある見込み。
金沢市中心部では28日朝方、肌寒さに薄手の上着を羽織って歩く人が目立ち、雨の中を色とりどりの傘を差して行き交った。
29日午前6時までの24時間降水量は、多い所で加賀100ミリ、能登80ミリを予想する。30日以降も雨や曇りが続く見通し。気象台は地震で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険が高まるとして注意を呼び掛けている。