雲南省大理の蒼山で発見され、蒼山アヤメと命名された新種。（昆明＝新華社配信）
【新華社昆明6月28日】中国雲南省の大理大学は、研究者が大理市の蒼山でアヤメ属の新種を発見し、蒼山アヤメと命名したと明らかにした。成果をまとめた論文は国際学術誌「ノルディック・ジャーナル・オブ・ボタニー」に掲載された。
論文の筆頭筆者で大理大学農学・生物科学学院研究員の蔣顕鋒（しょう・けんほう）氏は、（中国南西部の）横断山脈と雲貴高原の境目にある蒼山は生物多様性が豊かで、蒼山アヤメの発見により生物多様性資源への理解がさらに深まると述べた。（記者/丁怡全）
