ヤクルト・奥川が待望の神宮凱旋 29日先発「本拠地で投げたい」吉村はスライドせずに連敗ストップ託された

 練習を終えて引き揚げる奥川(撮影・西岡正)

 「ヤクルト(降雨中止)阪神」(28日、神宮球場)

 28日の阪神戦が降雨中止となり、翌29日の同戦はヤクルト・奥川恭伸投手が予告先発投手として発表された。980日ぶりに復活勝利を挙げた右腕に連敗ストップは託された。

 右肘痛から、待望の神宮凱旋(がいせん)となる。14日のオリックス戦(京セラドーム)で980日ぶりの復活勝利を挙げ、今季2試合前は本拠地でのマウンドが決まった。奥川はかねて「本拠地で投げたい。たくさんの人の前で投げて、活躍する姿を見せたいです」と決意を言葉にしていた。

 この日の練習後には「毎試合勝ちたいのは変わらないんで、チームが勝てるように一生懸命投げたいですね」と意気込み。高津監督は「ぜひ連敗を止めてほしいなと思います。明日は天気も良さそうですし、タイガースということでお客さんもたくさん入りそうですしね。ぜひいい試合して、結果勝って終われたらなとは思います」と話した。

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