いよいよ7月3日に、20年ぶりにデザインが一新される新紙幣。その発行を前に、各地で盛り上がりを見せています。
ぷかぷかと湯船の上に浮かぶ、紙幣サイズの物体。よく見ると、新一万円札の肖像画、実業家の渋沢栄一が描かれています。これは、新一万円札に見立てたヒノキ製の入浴木です。
渋沢栄一の地元・埼玉県内にある温泉施設では、ひと足早く、新紙幣を体感できる「渋沢栄一お札風呂」(7月7日まで)が28日から始まりました。
温泉施設を訪れた子供は「お金のお風呂楽しい」と話しました。
新紙幣に盛り上がりを見せる中、長年、一万円札の顔として親しまれてきた福沢諭吉に感謝を示すイベントも。
東京・上野にある百貨店「松坂屋 上野店」では、40年間変わらず肖像画として使われてきた福沢諭吉に感謝を込めて、37種類の1万円均一セールが28日から行われています。