「ヴェンゲルでさえ恐れていた」元アーセナル同僚ウォルコット、アルテタの衝撃行動を明かす!「まるで自分が監督かのように…」

昨夏に現役を引退したセオ・ウォルコットが、かつてアーセナルで共闘し、現在同クラブを率いるミケル・アルテタの興味深いエピソードを披露した。英紙『The Sun』が伝えている。

アルテタは現役時代にアーセン・ヴェンゲル監督からアーセナルのDNAを叩き込まれ、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で、アシスタントを務めたマンチェスター・シティ時代に最先端の戦術を習得。さらに情熱的な性格でも知られ、気持ちの入ったトークで選手を鼓舞する。

この強烈なリーダーシップは、指導者になる前から発揮していたようで、ウォルコットは「時にヴェンゲルでさえ凌駕していた」と明かした。

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「ミケルの見方が明確になったのは、アーセナルで一緒にプレーした経験だ。トップ4に入れていなかった時だった。30分トレーニングをして、選手全員をドレッシングルームに閉じ込めたんだ。まるで自分が監督であるかのようにね。彼はスペース全体をコントロールし、どうあるべきかを教えてくれた。その時、彼は監督になれると思ったよ。

アーセンはトレーニングのために、私たちが外に出てくるのを待っていたけれど、ミケルがトレーニングセッションを止めたから出てこなかった。あのアーセンが恐れていたほど、彼は強烈なキャラクターだったよ」

アルテタのキャラクターを巡っては、同時期にアーセナルでプレーしていた宮市亮(現横浜F・マリノス)も以前、「現役中から指導者に絶対向いているだろうなと。振る舞いだったり、キャプテンシーみたいなところがあったので。それは結果、出るだろうな」と語っていた。

“プレーイングマネージャー”として、隠しきれない異彩を放っていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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