正月の飲食店街大火災 2000トンのがれき3か月かけて撤去完了 北九州市「鳥町食道街」

今年1月、大規模な火災が起きた福岡県北九州市の鳥町食道街一帯で、現場に残されていたがれきの撤去が完了しました。

RKB 浅上旺太郎記者「いまだ火事の爪痕が残る現場です。多くの飲食店の建物が並んでいた場所は更地となりました」

北九州市小倉北区魚町の火災現場では、約2000トンのがれきの撤去が3か月ほどかかって28日完了しました。

今年1月3日の鳥町食道街と隣接する魚町銀天街の大規模火災では、飲食店など36店舗2730平方メートルが焼損しました。

がれきの撤去は4月に始まり、寄付などで集まった約4000万円を使って進められ、整地まで完了しました。

魚町火災復旧対策会議 戸田和雄会長「なるべく早い時期に建物が出来て、商売できる土地になっていったら一番良い」

今後は、約1億円をかけて魚町銀店街のアーケードを修理するほか、地権者などで作る団体がどのように復興していくか検討します。

© RKB毎日放送株式会社