夏の高校野球福井大会2024、福井工大福井ゾーン激戦 28校の組み合わせ決定、7月13日から熱戦

出場各校の主将が参加して開かれた全国高校野球選手権福井大会の組み合わせ抽選会=6月28日、福井市の県生活学習館

 第106回全国高校野球選手権福井大会の組み合わせ抽選会は6月28日、福井県福井市の県生活学習館で開かれ、出場28校の対戦カードが決まった。7月13日から「夏の甲子園」を懸けて熱戦を繰り広げる。第1シード福井工大福井のゾーンには昨年の覇者北陸や実力校啓新などが集まり、屈指の激戦ゾーンとなった。

 春の県大会優勝の福井工大福井、準優勝の敦賀気比、ベスト4の坂井、福井商業の順に第1~4シードとなった。各校の主将が決意表明した後、番号札を引いていった。

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 福井工大福井は初戦の2回戦で、大野-武生の勝者と対戦する。今春の選抜大会に続く2季連続甲子園を目指す敦賀気比のゾーンには、好投手を擁する若狭などが入った。坂井ゾーンには敦賀や金津など力のある公立校が並び、昨年準優勝の福井商業ゾーンには今春の県大会8強の丹生などが入った。

 部員不足の丸岡は、日本高野連などの特例措置で藤島から部員の派遣を受けて出場する。

 開会式は11日午後4時から、全出場校が参加して福井市のセーレン・ドリームスタジアム(福井県営球場)で観客席を開放して行われる(雨天時はセーレン・ドリームアリーナ=県営体育館)。福井工大福井の笹島夕聖主将が選手宣誓する。

 試合は13日から7日間の日程で、同スタジアムと敦賀市総合運動公園野球場で実施。決勝は27日午前10時から、同スタジアムで行う予定。優勝校は全国高校野球選手権大会(8月7日開幕・阪神甲子園球場)に出場する。

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