運転免許の試験が20言語対応に 外国人受験者の合格率向上期待【新潟】

運転免許の試験が20言語対応に

28日から20種類の外国語で、運転免許の学科試験が受けられるようになりました。外国人が免許を取得しやすくなることで、バスやタクシー業界の人手不足解消につながることが期待されています。

■白井希咲記者
「こちらが外国語の学科試験の問題用紙です。このように表紙にはネパール語やタガログ語が書かれ、問題はすべてそれぞれの言語で書かれているということです。」

外国語による運転免許の学科試験は、従来は英語や中国語など4つの言語でしたが、28日からネパール語やフィリピンで使われるタガログ語などが加わり20種類になりました。県内で去年、4つの外国語で試験を受けた人は800人余り。母国語ではなかった人もいて、合格は2割あまりでした。

■県警察本部交通部試験教習補佐 平原敏行さん
「苦戦されていると見受けられますけども、言語数が増えますので、合格率も増えるのではないかと期待しております。」

自家用車などのための第1種免許だけでなく、タクシーやバスのための第2種も受けられます。28日、早速新たに加わったネパール語で試験を受けた人がいました。

■日本(新潟)に来て2年半 マガルメヌカクマリさん
「今まで12回ぐらい受けたけど、日本語で。就職のために免許が必要で。」

気になる結果は・・・
■日本(新潟)に来て2年半 マガルメヌカクマリさん
「ネパール語で受けましたので、合格しました。よかったです。」

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