外国人タクシードライバーが人手不足解消のカギに-言語対応で観光業も活性化【新潟】

外国人タクシードライバーで人手不足解消に

28日から20種類の外国語で、運転免許の学科試験が受けられるようになりました。外国人が免許を取りやすくなることで、タクシーやバス業界の人手不足解消につながることが期待されます。

「ニーハオ」中国出身のタクシードライバー・馬美玲さんは、今年2月に新潟市の万代タクシーに入社しました。
■馬美玲さん
「(Q.客を乗せての運転は緊張する?)緊張しますね。新潟はお刺身、お米が美味しいとお客さんと話した。」

現在は、中国人客からの予約に対応しています。来日して12年がたち、観光に携わる仕事がしたいと日本語の学科試験を受けて2種免許を取得しました。
■馬美玲さん
「運転が好きで楽しいです。上海から来たお客さんを妙高まで連れて行った。」

タクシー会社にとって外国人人材の採用は課題です。
■木下さん
「佐渡が世界遺産に登録された場合、佐渡には増えるけど新潟市は通過点になりかねない。」

人手不足の解消と、外国人観光客の集客を見据え、今後さらに人材を確保したいといいます。
■木下さん
「今後(外国人客が)増える予測もあるので、多言語をしゃべれる方、募集しています。」

馬さんには来月、中国人観光客からの予約が入っているということです。

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