夏を彩る 灯籠作り 子供たちが挑戦〈宮城・登米市〉

宮城県登米市の小学校では子供たちが地元の商店などに飾る灯籠づくりに挑戦しました。

登米市中田町にある加賀野小学校では、毎年この時期に灯籠の制作を続けていて、6月28日は6年生の56人が参加しました。

子供たちは地元住民から教わりながら、紙や角材を使って一つずつ、丁寧に灯籠を作っていきます。灯籠は長年、地元の夏祭りで飾られてきましたが、新型コロナと担い手不足のため、2020年以降中止が続いているため、今年は7月16日から6日間、地元の商店などに飾られるということです。

児童
「加賀野小学校の良さと灯籠のきれいな姿を、地元の人に広めたい」
「グループで協力すると楽しく行えるので、いい学習になった」

灯籠づくりを指導 佐藤廣喜さん
「地元に根付いた地元の伝統として、皆さん受け止めてくれてると思う。今後とも続いてくれるとすごくうれしい」

飾られた灯籠は住民による審査が行われ、上位4人が表彰されるということです。

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