川勝前知事と比べて「安全運転」という声も 静岡県・鈴木知事就任1か月 「スピード感」もって人脈駆使【記者解説】

<県政キャップ 坪内明美記者>
鈴木知事就任1か月の主な出来事をまとめました。青い色がリニア関連の動きです。就任してすぐにキーマンと相次いで面会し、6月18日にはリニアをめぐって山梨県やJR東海と3の者合意を結びました。

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鈴木知事は6月28日の会見でも「スピード感」という言葉を多用していますが、まさにその言葉通り動きが早く、これまでの人脈を駆使している印象を受けました。

また、初の県議会では「経営方針」と題して財政の健全化などを訴え、鈴木県政の色が出た印象でした。

<井手春希キャスター>
県議会との関係に変化はありますか?

<県政キャップ 坪内明美記者>
はい。最大会派の自民党は、前知事とは対立関係が続いていましたが、会派の役員も鈴木知事の対応には一定の評価を示しています。また、県の幹部に聞きますと、前知事と比較して「安全運転」といった声があり、まずは丁寧な関係構築に重きを置いている印象です。

<井手春希キャスター>
この1か月のカレンダーを見ても、鈴木県政のスピード感、濃い期間だったとわかります。今後の鈴木県政にも期待がかかります。

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