“経済的に正しい”ロボットヒーローとは? 漫画『ブルバスター』第1巻が刊行

映像監督・中尾浩之さんとイラストレーター・窪之内英策さんのタッグによるロボットヒーロープロジェクト「ブルバスター」の漫画版第1巻が6月21日に刊行された。

「ブルバスター」は映像制作を手掛ける株式会社ピクスが企画/原作を手掛けるプロジェクト。

漫画では、正体不明の巨大生物・巨獣と戦う零細企業・波止工業の活躍が、漫画家・伊丹ひしおさんの躍動感ある筆致で描かれる。

ロボットの経済的側面を正しく描く異色のロボット日ヒーロー「ブルバスター」

「ブルバスター」は中尾浩之さんと窪之内英策さんによる“経済的に正しい”ロボットヒーロープロジェクト。

波止工業が戦うのは、巨獣だけでなく経済的な課題も。ロボットの燃料費、パイロットの人件費など現実的な問題に直面する様子が描かれる異色の作風となっている。

2018年10月に海老原誠二さん執筆の小説版が小説投稿サイト「カクヨム」にて連載開始。2023年10月からはTVアニメ版が放映された。

現在、小説の書籍版が第3巻まで発売されているほか、TVアニメもHuluなどの動画配信プラットホームで配信されている。

ロボット開発者を募集する「リアルブルバスター開発プロジェクト」も進行中

また、作中に登場する「ブルバスター」のように、社会課題の解決を目指すロボットの開発を目指す「リアルブルバスター開発プロジェクト」が現実でも進行中。

この「リアルブルバスター開発プロジェクト」は、作品の舞台となった北九州市の企業・岡野バルブ製造株式会社との協業で進行中。

北九州市に拠点を置く製造業を中心とした企業や大学、高専などと共に日本の製造業に希望を与えるようなロボット開発者を募集している。オーディションへの応募や詳細は、公式サイトをチェックしよう(外部リンク)。

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