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鹿児島市の認定こども園で、2歳の男の子の首をカッターナイフで切りつけた罪で、28日起訴された21歳の保育士の女が、別の女の子への傷害容疑で再逮捕されました。
傷害の疑いで再逮捕されたのは南九州市の保育士、笹山なつき被告です。
警察によりますと、笹山被告は、6月3日の午前、鹿児島市内の保育施設で、この施設に通う女の子を家具に打ち付けて、顔に全治約1週間のけがをさせた傷害の疑いが持たれています。
けがをした女の子の保護者が警察署を訪れ、「子どもがけがをさせられた」と相談したことで発覚したものです。
警察の調べに対し、笹山被告は、「けがをさせたのは間違いない」と容疑を認めているということです。
笹山被告はこの事件の4日後にあたる今月7日に、勤務する鹿児島市の認定こども園で、2歳の男の子の首を私物のカッターナイフで切りつけて、殺害しようとした殺人未遂の罪で起訴されています。
傷害事件の現場が笹山被告が勤務している認定こども園かどうかについて、警察は
明らかにしていませんが、園の弁護士によりますと4月から笹山被告が担任になったクラスでは園児がけがをする事故が多くなったということです。
園は弁護士や医師など7人からなる調査委員会を設置し、事件原因を調べるほか、再発防止策の提言も行う方針です。