初公判・不同意わいせつの罪 鹿児島県警元警部の男 起訴内容認める

2024年3月、鹿児島県内で面識のある女性にわいせつな行為をした罪に問われている、鹿児島県警の元警部の男の初公判が25日、鹿児島地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

不同意わいせつの罪に問われているのは、県警の元警部の幸得健一郎被告(51)です。

起訴状などによりますと、幸得被告は2024年3月中旬、鹿児島県内で面識のある40代女性に対して、車内で同意を得ずに体を触るなどのわいせつな行為をしたとされています。

25日、鹿児島地裁で開かれた初公判で、幸得被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は「食事の帰りに被害者に車で送ってもらう途中に、車内でわいせつ行為をした」と事件の経緯を指摘しました。

一方、弁護側は「示談には至らなかったが、被害弁償として95万円を支払った」と述べました。

県警では2024年4月以降、幸得被告や前生活安全部長など4人が情報漏えいや盗撮容疑などで相次いで逮捕されていて、警察庁は再発防止のために24日から鹿児島県警に特別監察に入っています。

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