藤井聡氏 歴史的円安に〝対抗策〟提示 自信の内容「これさえやれば、すべての問題解決」

藤井聡氏

京都大学大学院教授の藤井聡氏が28日、関西テレビ「newsランナー」に出演。歴史的円安の〝対抗策〟を語った。

28日の東京外国為替市場、円相場は一時、1ドルが161円台まで値下がりし、およそ37年半ぶりの円安ドル高水準を更新。4月29日に1ドル160円台前半まで下落した際、政府・日銀が市場介入に踏み切ったとみられ、市場では再び介入があるのではと警戒感が強まっている。

このニュースに藤井氏はフリップで「輸入業者に補助金を」と掲示。その上で「はっきり言ってね、これさえやれば、すべての問題解決します。これだけで本一冊書いたことありますから。為替介入なんか、やる必要まったくない」と言い切った。

理由については「今、円安で困ってんのは、輸入する石油とか食料品とかが高くなってるからですよね。それで僕らが負担が増えてるわけですけど、その高くなった分を、全部政府が補助金を出して肩代わりすればいいんですよ。要するに輸入業者に補助金を出して、国内に対しては安く払い下げられるようにすれば、円安によって物価高には一切ならなくなります」と説明。

その補助金の原資については「今、政府は円安のおかげでボロ儲けしてますから、そのお金を使えばいい。まったく問題ないです。これさえやればいい」と語り、自信を見せた。

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