「楽天0-4西武」（28日、きらやかスタジアム）
また楽天が天敵に負けた。西武・今井の前に再三チャンスを作るも無得点。今季11度目の零敗となり3連敗。右腕に対しては、今季4敗を含む13連敗となり、今江敏晃監督は「要所になって力が入ると、なかなか打たせてくれない」と振り返った。
この日は今井対策として、今季初となる辰己、鈴木大を1、2番で起用するなど、打順を大きく組み替えた。ただ、好機で一本が出ない展開が続いた。結局、四回から5イニング続けて得点圏に走者を置くなど、塁をにぎわせたが最後までホームが遠く、山形の楽天ファンからは、ため息が漏れた。
交流戦優勝から一転、リーグ戦再開後はここまでわずか1勝。指揮官は「チーム的にリズムが悪いというか、流れがよくない。なんとか打破していくしかない」と危機感を口にした。
