国内最大級大会で歓喜の初V タヒチアンダンスの天野さん(階上)

タヒチアンダンス大会で初優勝を飾り、賞状を手に笑顔を見せる天野佳子さん

 八戸市などでタヒチアンダンスを教える「AOREVA(アオレヴァ)」代表の天野佳子さん(37)=階上町=が、4月30日にオンラインで行われた国内最大級の大会「オリタヒチソロジャパンカップ」(実行委員会主催)で、初優勝を飾った。7月に東京で開かれる「グランプリファイナル」にも出場予定で、「次も優勝したい」と意気込んでいる。

 天野さんは34~39歳の部に出場。ジャパンカップ2週間前に大阪であった大会では入賞に届かず、「悔しくて落ち込んだ」というが、必死に気持ちを切り替えて挑んだ。

 90秒間のプログラムには難易度の高い振り付けを多く盛り込み、躍動感あふれる踊りを次々と披露。ダンス後には倒れ込むほど力を出し切った。

 大会では頭にかぶるヘッドドレスにもこだわった。「初心を思い出したい」と、2017年に初出場し、ベストコスチューム賞を獲得した大会の時と同じモヒカン風に。生の草花で作り上げたかぶり物は、審査員からも高い評価を受けた。

 自身のパフォーマンス向上に取り組む一方、ダンス文化の普及にも力を入れる天野さん。「南国の雰囲気が味わえ、健康に良いのがタヒチアンダンス。青森や八戸にその魅力をもっと広めていきたい」と意欲を新たにした。

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