大ブレイク中の河合優実、熱中していることは「お仕事」 ストイックな一面を覗かせる

イベントに登壇した河合優実【写真:ENCOUNT編集部】

アニメ声優初挑戦、、サプライズ似顔絵プレゼントに感動

俳優の河合優実が29日、都内の新宿バルト9で行われた劇場アニメ『ルックバック』の公開記念舞台あいさつに登壇。吉田美月喜、本作を手掛けた押山清高監督も出席し、サプライズの似顔絵がプレゼントされる場面があった。

『チェンソーマン』などを手がけた漫画家・藤本タツキ氏の長編読み切り作品『ルックバック』。2021年に「ジャンプ+」で公開されると話題を呼び、「このマンガがすごい!2022」オトコ編1位に輝いた本作が、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』などの大作に主要スタッフとして携わった押山氏によって劇場アニメ化された。

今作で声優初挑戦を果たした河合は、学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野役を担当。無事公開を迎え、「たくさんの人に期待していただいて、初日からたくさんの人に見に行ってもらっている。この作品が声優初挑戦でよかったと思っています。とにかく初日を迎えられてうれしいです」と喜びを伝えた。

最近、熱中していることを聞かれると、「ないです。すいません正直に」と苦笑したが、「自分がやっているお仕事です」と回答。さまざまな話題作に引っ張りだこで多忙な日々を送っているが、「仕事と趣味を分けて頑張れるタイプではないので、今はそれひとつだけ。作品に取り組むこと準備をすることと生活が地続きにつながっている。それしかやっていないです」とストイックな一面を覗かせた。

「描くこと」をテーマにしている本作にちなみ、藤本氏が絶賛した画力を持つ押山監督が、河合と吉田に直筆の似顔絵イラストをサプライズプレゼント。アフレコしている姿の似顔絵を受け取った河合は、「感動的ですね。こんなにうれしい気持ちになるとは思いませんでした。宝物にします。アフレコしていて自分と藤野が重なる瞬間があって、それが具現化されたようです」と笑顔を見せた。

押山監督は「少しずつ絵が2人に寄っていった。河合さんを描いていたら藤野みたいになって、吉田さんも(演じた)京本っぽく描いても吉田さんみたいになった」と制作秘話を披露。河合は「ビジュアルも含めて似ているかもという話をしていたので不思議。絵と声を演じる側が影響し合っているというか、私もアフレコする時に藤野の絵を見て自分の分身のように感じていたのですごくうれしいです」と話していた。ENCOUNT編集部

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